shimechのブログ

HCIの研究をしている大学院生です。

約1ヶ月間、リクルートのエンジニアインターンに行ってきました

はじめに

2019/10/15 ~ 2019/11/20の間、株式会社リクルートさんのエンジニアインターンに行ってきました。制度や社内の雰囲気、ランチのことなどを書いていきたいと思います。

1. 制度・勤務形態・環境

制度・勤務形態について

上記に示したとおり、期間は10/15 ~ 11/20でした。私はこの期間も大学の講義や研究室でのミーティングなどがあったので、基本的に週3日勤務でした。初日にスケジュールを提出し、基本的にそれにしたがって出社するのですが、急用で遅刻・早退しなければならなくなったときはSlackで一言連絡すればOKでした。この辺の柔軟さは、働いていて非常にありがたかったです。

環境

開発環境としては、1人1台MacBook Proとモニターが支給され、非常に快適な環境で開発に臨めました。また、キーボードはUSとJISから選択できました。

私は、アプリケーション開発の案件だったのですが、機械学習系の案件にアサインされていたインターン生は1人1つGPUインスタンスが支給されていました。なので、重い学習をするアプローチを考えたとして、環境のせいでそれを実装できない、という事態にはならないのではないかと思います。

また、1人1万円分技術書購入権利が与えられました。個人的にはこの制度が非常に魅力的に感じました。購入のタイミングは自由なので、インターン前のインプット目的で購入するもよし、数日働いてみてメンターさんに相談して決めるもよしです。なお、購入した本は後日登録した住所に届きます。

何かわからないことや疑問・質問が生じた場合は、1日に1回あるミーティングやSlackで確認しました。私の勤務先ではインターン生は固められ、メンターさんとの距離が遠かったのでこのような形式となっていましたが、他部署では席がメンターさんの隣というところもあったので、そういう人たちは口頭で聞いていたのではないかと思います。

インターンには何社か参加しましたが、ここまで手厚い環境が提供されるのは初めてでした。さすが、「積極的に人材に投資する」と謳っているリクルートさんだなと感じました。

2. 社内の雰囲気

私は住まいカンパニー(RSC)の配属だったのですが、社員さんは1日の7, 8割はミーティングしていたのではないかと思います。そのくらい、常に動き回り、忙しそうにされていました。そのため、日によってはメンターさんとのミーティングの時間が取れない日もあり、そういう日はゴリゴリ実装していました。社員さんが忙しいのは理解していたので、特に不満とかそういうのはなかったです。むしろ、貴重なミーティングの時間に方針やアウトプットのすり合わせなど、有効で建設的な議論ができる準備をするように意識したため、生産性は上がったのではないかと思います。

いろいろな社員さんにお話を聞いて、みなさんおっしゃっていたのは、

  • やりたいことは言えばやらせてくれる
  • 研修が豪華
  • 社員に投資してくれる
  • 業績が向上しているのでインパクトがある仕事ができる

といったところです。

3. 業務内容

社外秘のため、詳しくは記述できないのですが、社内向けのサービス開発をしました。言語はPythonJavaScriptを使用して、Django REST framework + MySQLREST APIを実装し、それをChrome Extensionで呼ぶようなものを作りました。サービスの企画・設計から参加させてもらえたため、非常に貴重な経験となりました。また、現行サービスのリポジトリをそのまま触らせてもらえたので、大規模サービスの構成を直に見れたのは非常に大きな収穫でした。

一方、他部署のインターン生は普段からメンターさんと密にコミュニケーションをとり、最終的にリリースまでしていた人もいたのに対し、すべてローカルでの開発に留まってしまったので、テスト・デプロイの部分も経験してみたかったなとは思いました。

また、最終発表での質疑応答で、自分が考慮した範囲外のクリティカルな質問をいくつか受け、成果物の背景やユースケースについてもう少し詰める余地があったなと後悔しています。そういった議論もなかなかメンターさんとできなかったので、そのような時間をもう少し取れればより充実したインターンになったのではないかと思いました。

4. ランチ

最後に、リクルートのランチは非常に豪華です。おかげで金銭感覚と味覚がバグりました。下に写真載せておきます。

また、自分は住まいカンパニーに配属されたのですが、興味はライフスタイルにありました。その旨を担当の人事さんに伝えると、ライフスタイルのエンジニアさんとのランチをセッティングしてくださいました。他にも、他部署の様々なポジションの方とお話できる場を設けてくださり、非常に手厚い環境だなと感じました。 f:id:shimech:20191121181735p:plain f:id:shimech:20191121183942p:plain f:id:shimech:20191121184054p:plain

おわりに

サマーインターンはいくつか参加したのですが、開発系は初めてでした。その中で、サービスの構成やマインドなど、実績のあるリクルートさんで経験できたことは非常によかったと思います。また、自分が会ってみたい人や聞いてみたいことをほぼ達成できたのは、リクルートならではの手厚い環境があったからだと感じています。株式会社リクルートの皆様、約1ヶ月間本当にお世話になりました。

やっとポートフォリオサイトを作りました

はじめに

ずっと「ポートフォリオサイトを作ってみたい!」と思っていたのですが、JavaScriptをほとんど書いたことがない状態だったので後回しにしていました。しかし、M1になって就活が始まり、いくつかインターンに参加したのですが、みんな自分のポートフォリオサイトを持っていて(しかも立派な成果物がズラリ...)、「これは本格的に作らんといかんやつや...」と思ってついに作るにいたりました。

挫折、そしてHugoとの出会い

ポートフォリオサイトを作るにあたって、便利なテンプレートやほぼGUIで作れるものがあることは知っていたのですが、「どうせならオリジナルのものを作りたい!」と思ってフルスクラッチでHTML / CSS / JavaScriptを書き始めました。1日がんばって作っていたのですが、「これ、絶対テンプレ使ったほうがカッコイイやん...」ってなって、すぐ諦めました。(とりあえずテンプレで作って、じっくりフロント勉強してからオリジナル作ろうと思いました。)研究室の先輩にHugoという、Markdownをビルドしていい感じにHTMLを生成してくれるフレームワークを教えてもらい、さっそくcloneして作り始めました。

Qiitaにその時の備忘録を残してあります↓
HugoのAcademicテーマでポートフォリオサイトを作った話

とりあえずデプロイ

githubでは、 {username}.github.io というリポジトリを立てることで、自分でサーバを立てなくてもサイトを公開してくれます。デプロイされた自分のポートフォリオを見て、実績が少なすぎて泣きたくなりました。これからコツコツと手を動かしていきたいです。直近だと、Go + ReactでWebアプリとかjQueryChrome Extensionとか作ってみたいです。Pythonしかまともに書けないゴミをはやく卒業したい...。

おわりに

就活がんばります。いつかフルスクラッチでオリジナルのポートフォリオ作りたいです。